参加しているオンラインサロン「クソババアサロン」のInstagramに以下の質問が寄せられました。
半年前に流産をしました。まだ立ち直れていません。
経験がある方、どのように過ごしていたのか教えてください。
妊娠したら、赤ちゃんが元気に生まれてくることが当たり前?
いえ、そうではありません。
残念ながら流産という結果になってしまうお産もあります。
突然の流産に、ママたちはどのように気持ちを整理していくのでしょうか。
私とクソババアサロンの仲間たちの経験談をご紹介します。
Contents
流産は、ある日突然起きる
私も11年前に19週での後期流産を経験しました。
当時の状況や心境は以下のnoteにエッセイとして執筆。よければご覧ください。
初めての妊娠で、期待と不安が入り混じって何もかもがわからない。
そんな中突然の前期破水からの緊急入院、静かなお産のあと、休む間もなく火葬場へ。
気持ちに整理がつかないまま、流れ作業のようにやらなければならないことをこなしていくのに精一杯でした。
流産のあとの過ごし方①:我慢せずに泣く

病院から自宅に帰ってくると、いろいろやることはあるのですが何もやる気が起きないんですよね。
ふくらんだお腹はぺちゃんこ、もう守るものはなんにもない。
勤めていたパートの仕事は、元夫が職場に退職の電話をいれていたのでもう行くこともない。
喪失感でいっぱいでした。
花を買ってきたり、赤ちゃんへの手紙を書いてみたり、散歩してみたり。
思いのままに過ごして、気がついたら涙があふれている、そんな状態でした。
友人が気遣ってメールをくれました。
優しい言葉なのに「そんなこと言わないでよ!」と心の中で突き放してしまう自分が大嫌いになっていました。
流産のあとの過ごし方②:同じ境遇のママと交流する

当時、mixi(ミクシィ)というSNSで日記をつけていた私。
妊娠経過のことも書いていたので、赤ちゃんが残念な結果になったという報告をしました。
数時間後に見知らぬ人からメッセージが。
メッセージを見た瞬間に、ぶわっと涙があふれてとまりませんでした。
メッセージをくれたBちゃん。
赤ちゃんが、同じ誕生日、性別が同じ男の子だったこともあり、すぐに打ち解けました。
誰に構わず思う存分に赤ちゃんへの思いをたくさん会話。
共感し合ったり、励まし合いました。
何よりも
亡くなった赤ちゃんの話を堂々とすること
が、行き場のない気持ちをお互いに心の癒やしになっていました。
小さな赤ちゃんを亡くしたママを「天使ママ」と呼ぶそうです。
私のように同じ経験をした天使ママと交流するのも、気持ちを癒やすひとつの方法です。
- 赤ちゃんを亡くしたママたちの体験談ブログを読んでみる
- TwitterやInstagramで「#天使ママ」などで検索、交流してみる
- 天使ママのリアルコミュニティを探してみる
流産のあとの過ごし方③:アメブロで気持ちをアウトプットする

私のはじめての天使ママ友達Bちゃんは、アメーバブログをやっていました。
実際の友人とつながるmixiには書けない、赤ちゃんを亡くした時の実際の経緯が写真とともに綴られていました。
オープンな場でそのテーマで文章表現してもいいのか、と私はただただびっくり。
同時に、我慢せずに気持ちを堂々とアウトプットできることがうらやましくもなりました。
コメント欄には、同じ経験をした天使ママたちの書き込みがありました。
私にもかけてもらいたい言葉がたくさん並んで、Bちゃんは丁寧にコメントに返信していました。
わたしも赤ちゃんへの思いを自由に書きたい、交流したい
わきあがってくる思いとともに、すぐにアメーバブログを立ち上げました。
- 月命日ごとの赤ちゃんへの手紙
- 赤ちゃんを思って、クッキーを焼きました
- 赤ちゃんへのおそなえもの、買ってきました etc.
他の人からは「イタい」と思われるようなことを、堂々とやり文章に表現。
天使ママたちは、自然なこととしてコメントをくれたり、見守ってくれます。
悲しみを乗り越えられない私をそのまま受け入れてくれる場所(ブログ)ができたことで、「亡くなった赤ちゃんをいつまででも大事にしていいんだ」とポジティブに思えるようになりました。
気持ちの整理にはリアルな日記、同じ経験をした人と交流するにはアメーバブログ日記をオススメします^^
クソババアたちの経験談もたくさんあります
クソババアサロンにも、流産を経験したババアが在籍しています。
それぞれの思いを大事に抱えながら、育児に追われながら日々を楽しく過ごしているんですよ!
流産の状況は、人によって全然違います。きっと気づきも多いはず。
ぜひババアたちのブログ、読んでみてくださいね!
沖縄住み、スーパーポジティブ4人の母。
「自分の気持ちに正直になることが大事だよ!」
- 妊娠から染色体異常を知り中絶を決断
- 手術中に子宮穿孔に
- 退院後にカウンセリング
- 気持ちが前向きになり、保護猫を飼い始める
流産後の過ごし方についてとても詳しく書かれてあります!
トトモカちゃんの気持ちの変遷に思わず涙が・・・
↓↓↓ブログはこちら↓↓↓
年子のワンオペ育児に奮闘しながら在宅ワーカー
「ツラい気持ちはひとりで抱え込まないで!」
- 流産手術はとにかく痛い
- 手術中に麻酔が切れる
- 流産後、ダンナさんとギクシャク
あえて悲しみを隠したポップな文章表現でスーッと読めます!
客観的にとらえられるので気持ちが明るくなれますよ^^
>>>流産の手術で麻酔が効かなかった!手術の流れと痛みレベルを星★で表してみたよ
1才ちゃんがいながらがむしゃらに働くワーキングマザー
家事育児は夫婦でやるのが当たり前スタンスの神旦那さんもすばらしい!
「夫と一緒にたくさん泣くことで、2人でまた前を向く準備ができた」
- はじめての妊娠からの流産
- 流産2回めで不育症検査
- アスピリンを飲みながら妊娠期間を経て、無事出産!
- 2人めを流産
- かけてほしかった言葉
みゆまむちゃん自身のリアルな気持ちの移ろいから、妊娠・出産が当たり前でないリアルが感じられます。共感の嵐です。
>>>【不育症】私は、4回妊娠して3回の流産を経験しました。
ブログ記事は書いてないけど、「つらかったよ〜(号泣)」というババアもいました(泣)
人知れず悲しみを抱いて乗り越えて、ババアはババアらしく、今日もわちゃわちゃと好きなことをあきらめずに生きています!
まとめ
いかがでしたか?
悲しみは無理に乗り越えなくていい。
赤ちゃんと過ごしたかったと思いながら、これからも生きていい。
赤ちゃんを大事に思う気持ちと日常の自分がいつしか一体化して「乗り越えても乗り越えなくてもどちらでもいいんだ」と思えるようになる日がきっときます。
気持ちにウソをつくことなく、思いのままに素直に過ごしてください。
質問主さんが無理なく過ごせますように・・・!
応援しています!